地図から消えた町
2013年 03月 13日
一緒に行った息子の強い希望で ウクライナへも行ってきました。
ウクライナと聞いて 特に何?と 思い当たるものもないと思いますが
独立から十余年を過ぎた2004年のオレンジ革命は有名ですが
その後
西寄りの政策を進め ロシアとの関係には微妙な影響があり
ロシアとヨーロッパの狭間に位置するウクライナ。
西に行きたいのだけれど ロシアに意地悪されたり邪魔されたりで
なかなか上手くいかない 簡単ではない(>_<) そんな感じです。
そんなウクライナの首都 キエフ
そのキエフの住宅地の中に ひっそりとあります。
チェルノブイリ博物館
世界遺産のプレートです。
ロシア語は読めないけれど、チェルノブイリと読めますね。
田舎の長閑な街だったのに、
人の立ち入りも許されない悲しい街となり
世界中にその名を知られる
有名な街になってしまいました。
博物館 の中は 事故の様子を説明したパネルやジオラマなどの展示があり、
さまざまな偶然が重なって、大きな事故になってしまったのだなあと思いました。
人の愚かさが招いた人災だとも思いました。
受け入れがたい現実と悲しみが入り乱れ
息をころすように ゆっくりと展示を見て回りました。
そして
このプレートの前では 余りの衝撃で 足がとまってしまいました。
人々の当たり前の暮しは消え、死の街と化してしまったおびただしい数の街のプレート
この時 私達は 思いもしなかった。
まさか、自分の国で同じような悲劇が起ころうとは?
そう やっぱり他国で起こった悲しい出来事でしかなかった
あの時は.....