ワルシャワの思い出6 ♪ ショパンゆかりの教会
2015年 10月 31日
ショパンが親しんだ教会です。
聖十字教会
ワルシャワ大学、コペルニクスの像の向い側にあります。
教会の入り口には十字架を背負ったキリスト像が建てられています。
かなり大きな像です。
十字架を背負うキリストの像 初めて見ました。
この指の先は何を指して 十字架を背負ってどこを目指しているのでしょうか?
十字架を背負った後ろ姿は逞しくて なんとなく違和感が・・・・
中に入ってみます。
窓からの陽が祭壇にも届いていて キラキラと美しく輝いていました。
教会の祭壇に向かって左の柱の下に、ショパンの心臓が埋められています。
この教会もナチスドイツ軍により破壊され、ショパンの心臓も持ち出されてしまいましたが
戦後 教会は建て直されショパンの心臓も1945年10月17日(命日)に元の場所に戻されました。
この教会は17世紀の終わりにユゼフ・べロッティの設計で建てられましたが、
2つの塔を持つファザードはユゼフ・フォンタナとヤクブ・フォンタナによって建てられたものです。
祖国ポーランドに戻ることを願いながら叶わなかったショパンの魂の眠る教会です。
ヴィジトキ教会
ワルシャワ大学の北側に隣接しているこの教会
18世紀に建てられた後期バロック様式の建物で内部の装飾がとっても美しいです。
戦争の際、幸いにも破壊をほとんど免れたため、内装はほぼ当時のまま残っています。
ワルシャワ・リツェウム(中高等学校と音楽学校)に通っていたショパンは
この教会の日曜ミサでオルガニストをしていたといいます。
この教会のオルガンはショパンの時代から変わることなく現在も残っています。
オルガ ンのパイプの大部分は取り替えられましたが、
何本かはショパンが弾いていた当時のまま残って いるものもあるそうです。
ショパンは1830年にウイーンへ演奏旅行に出ている間にワルシャワで反乱が起こり
以後ポーランドへ帰ることはなくParisを拠点に活躍をしましたが、
生涯ポーランド人であることを誇りにしていたそうです。
魂は生まれ故郷のワルシャワに戻りましたが
墓地はParisのペール・ラシェーズ墓地 (Cimetière du Père-Lachaise) にあります。
パリ東部にある墓地で エディット・ピアフ、マリア・カラス、モディリアーニ等の
世界的な著名人の墓が多くあることで知られている墓地です。
また、レ・ミゼラブルのジャン・ヴァルジャンもここに眠ると言われています。
空港到着からショパンにお出迎えいただいて そして お見送りまで・・・・
モスクワへ戻りました。
このぐるぐる巻きのスーツケース
ヨーロッパでは良く見かけますが 面白いですよね〜
日本も全然負けてませんが、ヨーロッパの古い建物などは素晴らしく
またスケールも大きくてお写真からも圧倒されます。
旅先での故郷の反乱勃発、波乱万丈な人生だったのですね。
聖十字教会にショパンの心臓が!?そして墓地はParisに。
ショパンの魂は好きな時に行ったり来たりしているのでしょうか?
そんなお話を伺って各地を訪れるとまた感慨深いでしょうね。
スーツケースのグルグル巻き!ヨーロッパでは多いんですか~
これは個人がやるのでしょうか?いや、専用業者がありそうですね。
US行きのフライトでは鍵すらしてはいけないので、
このスーツケースは不審に思われて開けられちゃうかも!?です。^^
心臓がワルシャワに葬られているのですか。うんうん・・・。
東欧の人は西欧の人と違った苦労があるのですね・・・。
貴女のブログでその辺の東欧人の機微が少し判ってきますね。
立派な教会ですね。ヨーロッパや中央アジアなどの
教会や大聖堂など沢山見たことありますが、どれも立派なんですね。
文化のあるところに宗教があるんですね。
☆彡異邦人も幼稚園は、キリスト教の幼稚園でした。別に我が家はクリスチャンではないですけどね。
ふるさとでは✖のことをジャッカジと言っていました。今の若い人は知りませんが、なぜそういうのか☆彡異邦人も調べたことがありますが、ある地域にだけ残っている言葉でした。
たぶん踏み絵などで、昔十字架を✖として読み替えたのかなとも思っています。
また、日本の東北にもキリストのお墓があるのには驚きました。
あいりすさんの格式高いブログで、記憶の中の数々のお写真は
私を一瞬にしてワルシャワの歴史を巡った想いです。
ショパンの心臓のお話もここで知って本当に良かったと思います。
最後まで見応え充分!!素晴らしい写真と編集力を楽しませていただきました。
多くの方にも読んでいただきたいな・・と思いました^^
キリスト様の姿、痛々しいですね。
そうなんですか~!ショパンが親しんだ教会なのですか~☆
御多分に漏れず、私もショパンの好きな一人ですので、なんだか、敬虔なきもちになりました。
いつも、わがブログへのご訪問を感謝致しております。
静かなメロディーも良いですが・・・
激しい一面を見せる荒々しい面にも惹かれます。
ウィーン・ポーランド・プラハ・・・音楽に関係する都市に行ってみたかった!
教会の建物にもとても惹かれます・・・・・。
本当にショパンはワルシャワに帰りたいと思いながら
叶わなかったようですね。
思いはParisにいたりワルシャワに戻ったりひているのでしょうか?
このグルブル巻きにするのは 勿論有料なのですが
空港入るとすぐの所にありますね、殆どの空港で!
でも、どちらかというと中欧、東欧、ギリシア、トルコあたりで見られるのかな?
イタリアでも見た事がある様な・・・?
最後がモスクワだったから 当たり前に思ってしまっていました。
スーツケースが痛むのと、鍵をあけられちゃったりして何か抜かれたり?するからかしら?
特大ラップで包む感じです。
アメリカからは考えられないですよね〜
東欧、中欧の国々は
西ヨーロッパの国々とは違う様に感じます。
でも個性豊かで芸術性に富み 素敵な国が多いなあと思います。
拙いブログで色々感じ入っていただいて 恐縮です。
時々 ヨーロッパの事UPします。
又 ご覧になってくださいね。
いつもありがとうございます♪
争いの源は宗教と民族につきますよね。
異邦人さんはキリスト教の幼稚園通われていたのですね〜
今はキリストの教えに基づく学校はたくさんありますが
宗教の有無は問われませんよね。
田舎にもキリスト教を信仰していらした方は多いのかもしれませんね。
今の時代とは違って大変だった事と思います。
いつもコメントありがとうございます^^
そんなあ〜
そんな格式なんてまるでないのですよ〜
ただ、ご縁があって色々なところを訪れる機会があって
この目で見たりこの手で触ってみたり、匂いを嗅いでみたり出来るのは
幸せな事だと思います。
人に伝え聞いた事ではなく あくまでも自分の感覚というのは大事にしたいと思っています。
でお、拙い言葉で綴るより
一枚のフォトや一言のフレーズで余韻の残るブログに憧れています。
ご覧いただいてありがとうございます^^
十字架を背負うキリストは珍しいですよね。
私は痛々しいというより なんだか精悍で驚いています。
二つともショパンゆかりの教会です。
心臓だけワルシャワに戻す!ってどういう事なのでしょうね。
ちょっと驚いています。
ショパンの曲は優しかったり、心地よく強く逞しかったり
色々な表情があって奥深いですよね〜
美しい教会ですね。
ショパンの曲を心に奏でながら、拝見しました。
叶わなかった故郷への強い思いを考えると何だか切なくなりますね。
心臓だけワルシャワに戻す・・・って、日本でいうと分骨みたいなことなのでしょうか。
最後のぐるぐる巻きのスーツケース、私は初めて見ました。
面白いですね。ここまで!?って感じです(笑)
ショパンがお好きなのですね。
拙い写真で綴りましたが、ご紹介出来て何よりです。
ワルシャワはショパンの街でした。
今でも街中にショパンの面影を見るような気がします。
祖国への思いを抱いて叶わなくて
時代の波に翻弄された波乱の人生でしたね。
ご覧いただいてありがとうございました^^
十字架を背負うキリスト像 初めてみました。
とても美しい像だと思いました。
至る所に、マリア像とキリスト像は見られますが、
それぞれに見る方たちの思いを写して悲しくも力強くも見えるのではないかと
思っています。
ショパンの曲は世界中で親しまれていますが
彼の曲の源になっているワルシャワの街を歩いてみると
当時の人々の息遣いが聞こえてくる様でした。
埋葬は、そんまま土に返す・・・という事なので
心臓だけというのにちょと???と思っていましたが
なるほど、分骨!!そうですね。
なんだか腑に落ちたという感じです。
あんさん どうもありがとうございます。
すっきりしました〜
このぐるぐる巻き、結構よく見ました。
カラフルな色で巨大ラップに包まれている感じですね。
ところ変わればで、面白いですよね。
十字架を背負わされたキリストは
衆人の目にさらされながら、処刑場であるゴルゴダの丘まで、
歩かされたのではなかったでしょうか。
絵画では私の好きなP・ブリューゲルも
十字架を背負うキリストを描いていますが
彫像は珍しいのですネ。
それにしてもワルシャワの美しい街並み↓にはため息が出ます。
お写真の撮り方も素敵!さりげなく静物画の様に果物やお菓子のお写真を
中に挟んで、特に5枚目の坂道をっ真上から撮影した一枚が素敵です。
「戦場のピアニスト」と言う映画で、徹底的に破壊されたワルシャワの
(CGだと思いますが)悲惨な映像が随所にあったのを思い出します。
主人公のピアニストは、ドイツ人将校にショパンのバラードの1番を聞かせて
連行されるのを免れる有名なシーンがありますが、大好きな曲なのでとても心を
動かされたのを思い出します。この曲は、フィギュアスケートでもよく使われ
羽生君の今期のショートプログラムの曲でもありますね。
長くなってごめんなさい。
そうなのですね。
このキリストの像 私にはあまりに逞しく見えて
絵画にある十字架を背負うキリストがイメージできませんでした。
考えてみたら
聖書に基づいている事が多いのだから そうですよね。
でも やっぱりこういう像は珍しいと思いますね。
古い写真でお粗末ですが
選ぶ目は肥えてきた様に思います。
お気に入って頂いてとっても嬉しいです。
以前 選んだ時はボツになった写真が今回、日の目を見ました。
ブログを始めて、いいと思う写真が随分変わりました。
不思議です。
戦場のピアニスト 本当にどこもここも破壊されて悲惨でしたね。
私もあの時のシーンは心に残ります。
ショパンの旋律も耳に残っています。
今回のワルシャワの記事で色々な事を思い出したり
考えたりして頂くきっかけになった事は大変嬉しく思います。
フィギアにもよく登場しますし もはや世界中の人々の暮らしの中で
ショパンの曲は生き続けていますよね。
いえいえ 丁寧にご覧頂いてありがとうございます。
質問ですが パンの器のスープは一人分だと思います。
スープは味が濃くなければ一人でいただけますがパンは蓋だけでお腹いっぱいです。
この旅ではアウシュヴィッツも訪れましたが
又いつか機会があればUPしたいと思っています。
クリスティアン・ツィマーマンかなりの美少年でしたよね。
でもそれ以外の事は余り覚えていません。
初めてのクラッシックのレコードだったのですね。
今 レコード人気が復活しているそうですがまだお持ちですか?
皆さん 赤福はお好きなのですね。
コメントの多さに驚きました。
阿闍梨餅もつい最近知ったのですが こちらも皆さんご存知でびっくりです。
伊勢だより 毎回開くのが楽しみになりました。
コメントありがとうございました^^