この季節食卓には、来る日も来る日も毎日の様に
秋刀魚の刺身、酢で締めたもの、立田揚げ、甘辛煮、つくね等々
手を変え品を変え(品は変えなくて)とにかく 秋刀魚 さんま サンマが並んでいたと思う。
見るのも嫌な位 秋刀魚は日々の食の真ん中にあった。
産地というのは
新鮮で美味しいものを安く沢山手に入るのはとってもいいのですが、
逆を言えばそれしかない!!!
秋刀魚はまさにそれだった。
そんな訳で私は ”秋刀魚は嫌い〜” ではなく
”もう食べなくてもいい!!” そんな思いのまま 故郷を離れ
ドイツで暮らした20年も ”秋刀魚が恋しい〜秋刀魚が食べたい〜”
とは一度も思わずに過ごしたと思う。
そして最近 やっとこの頃
”秋刀魚の季節だわ〜”と秋刀魚を懐かしく思う様になってきたのだ。
歳をとると言う事はこういうことなのか??としみじみ思うのです。
とっても良い秋刀魚が手に入ったので甘辛煮を作りました。
圧力鍋でささっと作りました。
こんな風に料理を写真を撮る事がないので
盛りつけてからカメラを取り出してきたりして
モタモタして 折角見た目は美味しそうに出来たのに
乾燥して乾涸びたようになってしまったので もう一度盛りつけて撮り直しましたが
代わり映えしませんね (;’Д`)
母が作る甘辛煮はお味はちょっと濃い目
つやつやと見ただけでこれは美味しい!!と分かる色艶をしていたけれど
私は いつまでたってもその味には近づけません。
同じ様に作っているのに何が違うのか???
やはり 懐かしさと恋しさと。。。。
そんなスパイスが母の味付けにはあるのでしょうね〜
そんな味が今の私に出来たか?と言えば
息子達には申し訳ないけれど
まだ ない!!
多分出来ない!!
材料
ショウガ ひとかけ
調味料(酒、砂糖、しょうゆ、各大さじ1.5)
作り方
・サンマは頭を落としてわたを抜き、塩水で洗って水気を拭き取っておく。
・ショウガは皮ごと薄切り。残りを針ショウガにする。
・圧力鍋に水カップ4分の1を入れショウガ、調味料を入れ、砂糖が溶ける位まで火にかける。
・サンマを重ならない様に並べる。
・火にかけて沸騰するまでは蓋をせずに
沸騰したら蓋をして、10分加熱自然放置冷めたら弱火で煮詰める。
お使いの圧力鍋で加減して下さいね。
簡単に出来ますので 是非お作りになってみて下さいね ♪